岡本祐子HICP東広島心理臨床研究室

プロフィール

HICP 東広島心理臨床研究室 代表 岡本祐子

  • 公認心理師 (登録番号 第13610号)
  • 臨床心理士  ((公財)日本臨床心理士資格認定協会;
    登録番号 第00277号)
  • 広島大学名誉教授・教育学博士
  • 専門分野: 発達臨床心理学

学歴

  • 広島大学教育学部心理学科卒業 (文学士)
  • 広島大学大学院教育学研究科博士課程前期(教育・臨床心理学専攻)修了 (文学修士)
  • 広島大学大学院教育学研究科博士課程後期(教育・臨床心理学専攻)単位取得満期退学
  • 教育学博士 (広島大学, 1991年)

職歴

  • 広島大学大学院教育学研究科 心理学講座 教授
  • アメリカ合衆国 Austen Riggs CenterよりErikson Scholarの称号を授与,招聘される。
     (2012年)
  • 広島大学大学院教育学研究科 附属心理臨床教育研究センター長 
  • 広島大学 定年退職 (2020年3月)
  • HICP 東広島心理臨床研究室を開設 (2020年4月)

心理臨床歴

  • 広島大学大学院教育学研究科心理臨床教育研究センター 面接指導員
  • (医)静寿会 西条病院/エトワール病院 臨床心理士 (非常勤)
  • 広島中央女子短期大学 学生相談室 室長・カウンセラー
  • 広島大学大学院教育学研究科心理学講座教授として心理臨床学コースの院生の臨床指導に
     携わる。
  • (医)静寿会 介護老人保健施設 静寿苑 スーパーヴァイザー
  • (医)静寿会 エトワール病院 スーパーヴァイザー
  • 個人契約の心理面接

学界および社会における活動

学界における活動

  • 日本心理臨床学会 会員 (理事 2016年度~現在,代議員 2012年度~現在)
  • 日本発達心理学会 会員 (学会誌編集委員 1997~2008年度, 第28回年次大会 実行委員長
     2017年)
  • 日本質的心理学会 会員 (理事 2004~2012年度, 学会誌常任編集委員 2004~2006年度,
     第8回年次大会 実行委員長 2011年)
  • 日本青年心理学会 (理事, 学会誌編集委員 1995~2017年度, 同編集委員長 2002~2004年度 第15回年次大会 実行委員長 2007年),
    その他

社会における活動

  • 一般社団法人 日本公認心理師養成機関連盟 理事 (2018~2021年度)
  • 日本臨床心理士会 代議員 (2019~2021年度)
  • 広島県臨床心理士会 理事・副会長 (2018~2021年度)
  • 一般社団法人 広島県公認心理師協会 理事・副会長 (2019~2020年度),
    同 会長(2021年度~現在),
    その他

研究テーマ

成人期の発達臨床心理学

キーワード: アイデンティティ危機論, ライフサイクル論, 中年期・高齢期の心理臨床的援助,
  人生の危機の心理臨床, 力動的心理療法, 世代継承性.
力動臨床心理学、中でもErikson, E.H.のアイデンティティ論やライフサイクル論を基盤として、成人期の心の危機とそれを契機とした発達のプロセス、メカニズム、心理臨床的援助に取り組んできました。

主要な研究課題は、以下のとおりです。

  1. 成人期のアイデンティティ危機と発達
  2. 人生の危機の心理臨床的援助
  3. 世代継承性の発達臨床, プロフェッションの生成と世代継承性

並行して、力動的心理療法のオリエンテーションをもつ臨床心理士として、子どもから高齢者までのカウンセリング・心理療法を実践してきました。  2012年8月、これまでのアイデンティティ研究・ライフサイクル研究の成果が国際的に認められ、アメリカ合衆国Austen Riggs Center より、Erikson Scholarの称号を授与されました。

Austen Riggs Center, Stockbridge, USA
(1950~1970年代、Eriksonが臨床と研究に携わった精神科病院・研究所として有名である.)
Creativity Seminarに参加したThe Erik H. Erikson Scholars, Austen Riggs Centeにて
(左から Dr. 岡本祐子, Dr. Ann Murray (Wheaton
大学教授), Dr. Ellen H.Spitz(Maryland大学教授),
Dr. M.Gerard Fromm (Erikson Institute 所長) )